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「藤川貴央のクリニック・レポート」第10回

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「藤川貴央のクリニック・レポート」第10回アーカイブ

大阪梅田フェミークリニック 院長 井畑 峰紀

放送日
2020/06/13

出演
大阪梅田フェミークリニック 院長 井畑 峰紀

主な内容
「気になるニオイ。原因と最新の治療法について」


藤川アナ
今回は気になるニオイについて、井畑峰紀先生に詳しくお話を伺います。井畑先生、よろしくお願いします。

井畑先生
よろしくお願いします。

藤川アナ
いよいよ暑くなってきまして、これからの季節はニオイが気になってきますよね。

井畑先生
はい。

藤川アナ
特に暑くなると汗をかいてきますけれども、汗臭いというのは対策ができるものなのでしょうか。

井畑先生
そうですね。汗がメインで臭い場合と、自分の体質的に臭い場合がありますので、それをしっかりと区別して治療すれば、ある程度減らせると思います。


ワキガの臭いと体臭の判別について

藤川アナ
汗のニオイが臭い、あるいは自分の体臭が原因の場合、これはどうやって判別するのでしょうか。

井畑先生
一般的に、汗をかく多汗症という症状と、体質的にニオイがする腋臭症、いわゆるワキガというものがありまして、例えば一番分かりやすいのは、耳垢がとても湿っている人にワキガや腋臭症という症状が多いです。

藤川アナ
耳垢が湿っている、あるいは乾いているというのはそこに結びついているのですか。

井畑先生
そうですね。自分の持っているワキガの遺伝子というものが特定されていまして、アポクリン腺というものが腋などの皮膚の下にあるのですが、それが人より多いということが確定されています。

藤川アナ
では、耳垢が湿っているタイプか、そうではないかということは一つ診断の基準になるのですね。

井畑先生
そうですね、基準になります。

藤川アナ
そうですか。私はどちらかというと湿っているタイプです。

井畑先生
そうですか。

藤川アナ
そうしたらどちらかというと…。

井畑先生
もしかすると、いわゆるニオイや黄ばみが人よりある可能性は高いと思います。

藤川アナ
実際、夏になったら少し自分のニオイが気になるときもありますね。この汗臭いというのは、汗のニオイがどのような変化を起こしてニオイになるのでしょうか。汗そのものが臭いのですか。

井畑先生
汗そのものが臭いわけではなくて、多汗症で汗をかく場合は、衣服などに汗がつき、それが細菌繁殖して臭うというのが一般的だと思います。

藤川アナ
そういう方は、そもそも汗をかく量も多いのでしょうか。

井畑先生
そうですね。一般的には多いと思います。


多汗症の治療について

藤川アナ
多汗症はどのように治療するのでしょうか。

井畑先生
部位にもよりますが、まずボトックス治療を行います。これはA型ボツリヌス毒素というものを皮膚の浅い部分に投与すると、大体3、4カ月から、人によっては半年くらいのあいだ、少し汗が減るという治療です。

藤川アナ
つまり注射を打つということですね。

井畑先生
そうですね。

藤川アナ
その注射を打つと随分汗は減るのでしょうか。

井畑先生
適切な量をしっかりした場所に打てば結構効くと思います。

藤川アナ
そうすると3、4カ月効果が持続するということですね。注射を打つのをやめるとまた元に戻ってしまうのですか。

井畑先生
そうなのです。それが問題です。

藤川アナ
でも、夏のあいだ汗を抑えるというような使い方は十分できるわけですね。

井畑先生
はい。シーズンだけ行っている人もいますし、逆に冬のほうが気になるという方もいらっしゃいます。

藤川アナ
そうかもしれないですね。服の中でこもってしまいますからね。

井畑先生
そうですね。そういう方もいます。

藤川アナ
それは嬉しいですね。


ミラドライ治療について

井畑先生
あとはもう一つ方法があります。マイクロ波を用いたミラドライという処置です。エクリン腺やアポクリン腺という部分の層を加熱し、熱破壊をして減らすこともできます。

藤川アナ
熱破壊をすると、これは半永久的に汗が減るのでしょうか。

井畑先生
そうですね。半永久的です。

藤川アナ
嬉しいですね。
ワキガについてですが、自分のニオイにはなかなか気がつかないとよく聞きます。そういうことはやはり言えるのでしょうか。

井畑先生
はい。実際あると思います。患者さんの中でも、例えば、家族に指摘されて来られるケースもあります。

藤川アナ
これはなぜなのでしょうか。

井畑先生
毎日同じ環境にいると、そのニオイに慣れてしまっているということが一番あるのではないかと思っています。

藤川アナ
そうでしょうね。友達や人の家に行ったら独特の匂いに気がつきますが、そこに住んでいる人は何も感じていないわけですよね。

井畑先生
そうですよね。

藤川アナ
では、自分で気がついていないだけということはあるのでしょうか。

井畑先生
あります。

藤川アナ
あるのかもしれないですね。いざ指摘を受けて、確かにワキガなので何とかしたいとなったときは、どのような治療に入るのでしょうか。

井畑先生
ワキガという診断をした場合、当院では先ほどお伝えしたマイクロ波を用いた治療、ミラドライという処置を勧めています。


ワキガの原因について

藤川アナ
そもそもワキガは何が原因でこういうニオイになるのでしょうか。

井畑先生
アポクリン腺というものがありまして、ワキガの人はそれが人より多いといわれています。遺伝子が同定されていますが、遺伝子治療があるわけではありません。その遺伝子を持った方はワキガのニオイがしたり、色に黄ばみがあったりということが人より多いと言われています。

藤川アナ
アポクリン腺というものは、普段はどういう役割を持っているところなのでしょうか。

井畑先生
アポクリン腺自身はもともとフェロモンのように言われていたものですが、ほかに役割というのは難しいです。ニオイを出すなどといったサインであったのではないかと思います。

藤川アナ
では、なくてもあまり困らないのですか。

井畑先生
そうですね。もともと人間も動物ですので、ストレスがかかったときにそういうニオイというか、サインを出していたのだと思います。あとは食べ物も関係していて、動物性のタンパク質を食べているとニオイがすごく出ることがあります。それをフェロモンと呼んでいいのか分かりませんが、そういう役割なのではないかと思います。

藤川アナ
やはり食べ物もニオイに関係するのですね。

井畑先生
関係あります。

藤川アナ
やはり植物性のものを摂っているほうが体臭は抑えられるのですか。

井畑先生
はい。実際、和食をベースにされている方はニオイが少ないと思います。

藤川アナ
そういうふうな部分で改善を図っていくということは、自分の努力でできていいですね。

井畑先生
そうですね。

藤川アナ
そうすると、ワキガもきちんとお医者さんに相談して診断を受ければ治療ができるということですよね。

井畑先生
はい。

藤川アナ
いろいろな治療があるのは嬉しいことですね。
次回も引き続きニオイについてお話を伺ってまいりたいと思いますが、やはり今の季節はニオイの相談も多くなってきますか。

井畑先生
そうですね。汗とニオイの相談はかなり多いと思います。

藤川アナ
電車に乗っていても、この人はすごく汗かいているなと思うことがありますよね。

井畑先生
あとは一緒に車などに同乗するときに、ニオイが少しするなと感じることがあると思います。

藤川アナ
相談に来られる患者さんで、先生から客観的にご覧になって、症状がそうでもないということもあるのですか。

井畑先生
もちろんあります。精神的に自分からニオイがすると思い込んでいるという病気のケースもあります。ただ、それでも実際に治療を1回受けてみたいという方もいらっしゃるので、相談されてから方向性を決めるほうがいいと思います。

藤川アナ
やはり専門医の先生に相談して客観的に見ていただき、「あなたの状況はこうですよ。こんな治療がありますよ」と教えてもらうだけでもずいぶん気持ちが軽くなると思います。

井畑先生
そうですね。悩んでるものに関してはそういうところがあると思います。

藤川アナ
そうすると、お悩みの方はまずフェミークリニックのホームページを見ていただいて、相談に来ていただき、少しでも治療を進めていくということが大事ですね。

井畑先生
そうですね。

藤川アナ
分かりました。井畑先生、ありがとうございました。

井畑先生
ありがとうございました。


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