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「藤川貴央のクリニック・レポート」第11回

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「藤川貴央のクリニック・レポート」第11回アーカイブ

大阪梅田フェミークリニック 院長 井畑 峰紀

放送日
2020/06/27

出演
大阪梅田フェミークリニック 院長 井畑 峰紀

主な内容
「ニオイについて」


藤川アナ
今回もニオイについて、井畑峰紀先生に詳しくお話を伺います。井畑先生、よろしくお願いします。

井畑先生
よろしくお願いします。


ニオイの問題について

藤川アナ
ニオイの問題というのは、職場などの人間関係にも影響しますよね。スメハラという言葉もありますし、これはなかなか指摘しにくいものですよね。

井畑先生
そうですね。やはり感情なども入りますので、指摘はかなり難しいと思います。

藤川アナ
難しいというより、できないに近いですね。何かうまい指摘の仕方があれば先生に教えていただこうかと思ったのですが。

井畑先生
耳あかについて聞くということもなかなか難しいと思います。

藤川アナ
「あなた、耳あかは湿っているタイプですか、乾いているタイプですか?」とはなかなか聞けないですよ。

井畑先生
言ったら絶対に「なぜですか?」となりますので、なかなかそれは難しいですよね。

藤川アナ
そうすると、やはり周りのために自分できちんと気が付いて、治療をするなり対策をとるといった行動をすることが求められるのかもしれないですね。

井畑先生
そうですね。


ニオイについてよくある相談

藤川アナ
今ちょうどソーシャルディスタンスと言われていますので、できるだけ距離を取りながらですね。でも、なかなかデリケートな問題ではありますよね。特に職場だったら少し距離を取ろうという対策もできますけれど、ご家族や恋人にとってはなかなか大きな問題になってきますよね。実際にはどんな相談が多いですか。

井畑先生
比較的思春期ぐらいから症状が出ますので、ご家族の場合は、お母さんから子供さんにそれとなく伝えていたなどのケースはあります。そして、ある程度、思春期が終わってから、一緒に治療の相談をされる方は多いです。

藤川アナ
ご夫婦間でも同じようなことがあるわけですね。

井畑先生
そうですね。ご夫婦間のほうがよりハードルは高くなると思うのですが、奥さんが旦那さんのニオイに気づいてずっと悩んでいるとか、あとは逆の場合もあります。思い切って話して、一緒に来られるケースもあります。

藤川アナ
そうでしょうね。若いときはあまり気にならなかったけれど、歳を重ねるごとに気になってきたというケースもあるでしょうね。

井畑先生
はい、あります。

藤川アナ
体のニオイというものも変化していくのですね。

井畑先生
そうですね。


日本人と外国人の体臭の差

藤川アナ
ふと疑問に思ったのですが、外国の方は体臭がきついイメージがありますよね。最近はあまりいらっしゃいませんが、大阪市内でも外国の方と電車で隣になると、結構ニオイがすると感じることもあります。日本人と外国人で体臭には根本的な違いがあるのでしょうか。

井畑先生
はい、あります。一応、人種によっての違いはあると言われています。

藤川アナ
それはどういった部分で違いが出てくるのですか?

井畑先生
アポクリン線の量が多いのではないかと思います。

藤川アナ
先週もお話が出た、あのアポクリン腺ですね。その数によって体臭の強さは決まるのですね?

井畑先生
数なのか機能なのかは、私には分からないのですが、人種による違いだと言われています。一般的には欧米系の方やアフリカ系の方に多いと言われています。

藤川アナ
男女でも違いがあるのでしょうか?

井畑先生
すみません、男女の違いは分かりません。

藤川アナ
そうすると、あまり違いはないのかもしれませんね。

井畑先生
私はあまり聞いたことはありません。

藤川アナ
そうすると、女性だから体臭が少ないとか、男性だから多いということはないのですね。

井畑先生
そうですね。そういう論文を見たことはありません。治療の相談をしに来られる方は7、8割が女性で、2、3割が男性というイメージがあります。しかし、実際に男女差があるのかと言われると、それは分かりません。

藤川アナ
女性の場合は、やはり少しでも臭うというのは気になるでしょうね。

井畑先生
結構、気にされている方は多いと思います。

藤川アナ
いい匂いがしてなくてはいけないような気がするということですね。
そういうのもつらいでしょうね。アポクリン腺の数ということですね。

井畑先生
そうですね。


ニオイの改善法・治療法について

藤川アナ
改善法や治療法をもう一度教えていただけますか。

井畑先生
まず、ニオイをベースにしたようなワキガの場合。医学用語では腋臭症といいます。そういう方にはマイクロ波というものを使った治療が有効だと思います。

藤川アナ
焼いてしまうわけですね。

井畑先生
はい、そうです。皮膚の表面を保護して、皮膚1ミリから2ミリくらいの下にあるエクリン腺やアポクリン腺というところを焼しゃくするような感じです。

藤川アナ
これは、少しは痛いのでしょうか。

井畑先生
麻酔をしっかりした上で処置をさせていただいていますが、脇はそこそこ広いですから、どうしても麻酔が均一になじまないときもあります。そういう場合は少し痛みます。

藤川アナ
チクッという感じでしょうか。

井畑先生
そうです。ただ、麻酔がしっかり効いていれば痛みはないと思います。

藤川アナ
では、ほとんど痛みは気にならないということですね。

井畑先生
そうです。麻酔をするときの痛みがありますので、そのほうが山場だと思っています。

藤川アナ
なるほど。麻酔の注射はやはり痛いですものね。痛くない治療なんて存在しないわけです。
そうやって焼いてしまうと、効果は半永久的なのでしょうか?

井畑先生
半永久的だと考えています。治療からだいたい1カ月くらいは皮膚が腫れたり、固さが出たりしますが、3カ月から半年以降はそんなに変わらないと思います。


多汗症の治療について

藤川アナ
もう一つの治療法としてはどのようなものがあるのでしょうか?

井畑先生
汗をメインとする場合を多汗症といいます。その場合は、A型ボツリヌス毒素のボトックス注射をすることが多いです。

藤川アナ
この注射は、一時的な期間だけ有効ということでしたね。

井畑先生
そうなんです。これは薬なので、永久的ではなくて必ずもとに戻ります。ですので、症状をずっと気にされている方は定期的に打っています。

藤川アナ
でも夏の間だけとか、冬の間だけというようなこともできるのがいいところですよね。

井畑先生
それはすごく有効だと思います。

藤川アナ
うまく治療法を組み合わせて、ご自身に合った形でということですよね。

井畑先生
そうです。


ワキガ・多汗症の治療の種類について

藤川アナ
ニオイというのは深刻な問題ですけれど、原因によって治療法も異なってくるということですね。

井畑先生
そうです。

藤川アナ
悩んでいる方は、まずは相談ですね。

井畑先生
そうですね。

藤川アナ
まず相談に来て、自分がどういう状況なのかしっかり診断を受けてから治療を進めていくということが大事になってきますね。悩んでいる方にとっては本当に深刻な問題ですね。

井畑先生
はい。治療に来られるまでにかなり年数をかけて調べられている方もいますし、実際に治療しようと思ってから決断するまでに時間がかかっている方も意外と多いです。

藤川アナ
そうでしょうね。今、自分はニオイがするタイプだということに気が付いていないという方もいらっしゃいますか。

井畑先生
そういう方もいらっしゃいます。それで、何かをきっかけに気付く場合もあります。

藤川アナ
そうすると、やはり職場で少し臭うなという人には教えてあげたほうがいいのでしょうか。

井畑先生
伝え方や時と場合によっては相手をすごく傷つけることもありますので、そこは少し難しい問題です。

藤川アナ
難しいですね。今回の新型コロナの件でもそうですが、周りの人みんなが快適に過ごせるためにはどうすればいいかという一つの価値観のようなものができてきたと思うのです。それに照らし合わせて、みんなが快適に過ごせるように自分を顧みるということが必要になってくるのかもしれないですね。

井畑先生
そうですね。

藤川アナ
気になる方は、まずは相談、そしてお医者さんで治療をということですね。

井畑先生
はい。

藤川アナ
先生、よく分かりました。どうもありがとうございました。

井畑先生
ありがとうございました。


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