TEL 

TEL


大阪梅田院

0120-3888-67

心斎橋院

0120-3888-18

カウンセリング予約

「藤川貴央のクリニック・レポート」第12回

OBCラジオ大阪 出演回アーカイブ

「藤川貴央のクリニック・レポート」第12回アーカイブ

大阪梅田フェミークリニック 院長 井畑 峰紀

放送日
2020/07/11

出演
大阪梅田フェミークリニック 院長 井畑 峰紀

主な内容
「ほくろの種類と治療方法」


藤川アナ
今回はほくろの種類と治療方法について、井畑峰紀先生に詳しくお話を伺います。井畑先生、よろしくお願いします。

井畑先生
よろしくお願いします。


ほくろとは?

藤川アナ
先生、そもそもほくろというものは何なのでしょうか。

井畑先生
ほくろというのは医療用語ではなくて、一般用語になります。医療用語としては母斑細胞母斑や色素性母斑など、色味が付いた細胞がいるという表現をします。

藤川アナ
母斑という言葉は確かに聞いたことがありますね。そんなに長い名前だったのですね。

井畑先生
はい、正式名はそうです。

藤川アナ
このほくろはどうしてできるのでしょうか。

井畑先生
生まれつきからあるものもあれば、年齢とともに出てくるものもあります。


ほくろの種類について

藤川アナ
ほくろと一口に言いましても、いろいろな種類がありますよね。出っ張っているものもあれば、色だけのものもあり、色もさまざまですけれども、どういう種類があるのでしょうか。

井畑先生
一般的な分類としましては、局在する深さによって分けられています。浅い所にあるようなものや、少し深い所にあるものなど、3タイプほどに分かれています。正式な言い方で言いますと、境界型や複合型、真皮内型などがあるのですが、それ自体は深さを意味しています。

藤川アナ
ほくろというものはどういうメカニズムでできるのでしょうか。

井畑先生
母斑細胞が拡大してくるというのが一番の問題で、それによって色味が付くということだと思います。

藤川アナ
メラニン色素などですか。

井畑先生
はい、そうです。しみなどにも近くなってしまうのですが、しみはメラニンによるもので、細胞がないものです。細胞があるものがほくろと思っていただくほうが分かりやすいと思います。

藤川アナ
今、すっきりと頭の中が整理できました。このほくろがあることによって、いい働きというのもあるのでしょうか。それとも特にないのでしょうか。

井畑先生
私が知る限りでは、いい働きも悪い働きもないと思います。

藤川アナ
特に害を及ぼすこともなければいい働きもないのですね。

井畑先生
そうです。基本的に良性の出来物ですので、すごく悪性化するようなものであれば早めに取ったほうがいいと思いますが、一般的なほくろに関して言うと大丈夫かなと思います。

藤川アナ
ほくろにも大きいものや小さいものがありますよね。

井畑先生
はい。

藤川アナ
これはどうしてですか。

井畑先生
やはり細胞が横方向に伸びていくものや、深く入っていくタイプなどがあり、また年を取ると、細胞の成長が表面のほうに向かって進むものがあるためです。

藤川アナ
ほくろが移動したり大きくなったりということもあるのでしょうか。

井畑先生
移動したり大きくなることはまずないと思います。

藤川アナ
逆に小さくなるということもないのでしょうか。

井畑先生
小さくなるのは少し考えにくいと思います。基本的に良性の出来物というのは自然な緩徐で少しずつ大きくなるというのが定義ですので、小さくなることはないかもしれないです。

藤川アナ
大きくなることはあったとしても、小さくなることはないのですね。すると、放っておけばきれいになるというものではないのでしょうか。

井畑先生
それはおそらくほくろだと思っていただけで、実際は違うものだと思います。

藤川アナ
いろいろな場合があるのですね。ほくろの多い人と少ない人がありますけれども、これは体質によるものなのですか。

井畑先生
そうですね、体質だと思います。

藤川アナ
人種によっても違うものなのでしょうか。

井畑先生
すみません、私はちょっと分からないのですが、人種によっての大小についてはあまり聞いたことがないです。

藤川アナ
日本人は多いほうなのでしょうか。

井畑先生
その辺が分からなくてすみません。また調べておきます。


ほくろの治療方法について

藤川アナ
ほくろができる場所ですが、基本的にはやはり顔が多いのでしょうか。

井畑先生
はい。顔や体幹、四肢などが多いと思います。

藤川アナ
やはり一番気になるのは顔ですよね。

井畑先生
顔が多いと思います。

藤川アナ
二の腕にほくろが二つ三つあっても全く気にならないですけれども、顔はやはり気になりますよね。ほくろができないようにする方法というのは何かあるのでしょうか。

井畑先生
できないように防ぐという方法はあまり聞いたことがないです。細胞がなくなるということはまずないと思いますので、例えば何かを食べてほくろを減らすといったような方法はないと思います。

藤川アナ
やはり治療法としては、取るということになるのですね。

井畑先生
そうです。

藤川アナ
先生、ほくろだと思っていたら違うものだったというようなこともあるのでしょうか。

井畑先生
それはあり得ます。今後、しみのところでもお伝えしようかなと思うのですが、年を取ってくると、日焼けによって、皮膚の表面に黒いほくろやしみのようなものが増えてくることがあります。盛り上がりがあるのでほくろのようにも思えるのですが、脂漏性角化症という角質の良性の出来物で、それと混在することはあります。

藤川アナ
すると、やはりお医者さんに一度診てもらうということが大事ですね。

井畑先生
そうですね。あとは、やはり悪性のものというのは鑑別診断としてあります。局在するような基底細胞がんや悪性黒色腫という少し怖い病気などもありますが、全ての人がなるわけではありません。例えばほくろが急に出てきたり、出血を伴っていたりという場合です。

藤川アナ
怖いですね。

井畑先生
明らかにおかしいと感じるような急な変化があったり、色や形の印象が悪いと感じるとやはり悪性を疑う場合があります。

藤川アナ
悪性のほくろであった場合は、どういう病気につながっていくのでしょうか。

井畑先生
基本的に、悪性のほくろはいわゆるがんにあたります。

藤川アナ
皮膚がんの一種ということになるのですか。

井畑先生
はい、皮膚がんです。

藤川アナ
これは先生が今おっしゃったように、ぱっと見て、これは少しおかしいなという感覚は大事にしたほうがいいということですか。

井畑先生
一般の方がそれを見分けるのはとても難しいと思いますが、専門の先生に聞かれるのがいいと思います。

藤川アナ
少し血が出ていたり、色がおかしかったり、すごく盛り上がっている、急に大きくなっているというようなことが危険信号なのですね。

井畑先生
はい、そうです。やはりそういうサインを基に診察することはあります。また拡大鏡で、ほくろの状態を見ることによって、表面の感じがより分かりますので、それで診断します。

藤川アナ
では「顔のほくろが気になっています」といった美容目的で来たら、病気が見つかったというようなこともあるのでしょうか。

井畑先生
ごくまれですが、あります。われわれは最初に問診をさせていただきます。例えばほくろが急に出てきたり出血していた場合は、慎重に診断します。

藤川アナ
やはり、とにかくお医者さんにまず診てもらうということですよね。

井畑先生
はい。

藤川アナ
よく分かりました。では先生、次回も引き続き、ほくろについて詳しく治療法などを伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

井畑先生
ありがとうございました。


TOP